※土日祝の診察は午前中のみ
心臓とは、全身に血液を送るポンプの働きをしており、生きるために必要不可欠な臓器です。循環器診療とは、そんな心臓の状態を把握し、病気を診断・治療していくことです。当院では、循環器診療に力を入れ、心臓病と闘う犬猫の手助けになれるように日々研鑽しています。
これらを組み合わせて複合的に判断します。
通常診察でも心臓検査を行うことは可能ですが、心臓病を正確に把握するためには、以下の長い過程が必要となります。①現在の心臓の大きさ、負荷、血液の流れをエコー機やレントゲンで撮影②前回までの結果と比較・検討③進行具合や現在の重症度を評価④お薬の量や種類などの治療計画の決定そこで当院では予約枠を設け、時間をかけてじっくり検査をすることで心臓病の治療を行っています。
心臓の弁が変性することで、逆流が生じる病気です。10歳を超えた犬の半数以上が罹患すると言われています。加齢とともに進行してしまいます。
治療法は、お薬で心臓病を管理する「内科療法」と手術で治す「外科療法」と大きく分けて2つあります。当院では内科療法にて治療を行いますが、外科療法の必要がある場合や、ご希望があれば外科手術の可能な循環器専門病院にご紹介しています。
心雑音が聴取された場合、早めの検査をお勧めしています。そのまま放置することで心臓の変形が進行して寿命を縮める結果になりますので、早めの投薬をお勧めしています。
心臓の検査は、1カ月~3カ月ごとに行います。同時に、血液検査で腎臓の働きを定期的にチェックします。症状が急激に進んでいる時には、検査を毎週行うこともあります。
症状が落ち着いていれば1カ月~3カ月ごとの来院で構いませんが、投薬を開始したら、途中で休薬することなく、生涯薬を飲み続ける必要があります。
1種類の薬を処方する場合、1日当たりの薬価は220円(税込)が基本となります。薬の種類や量が増えると、その分費用も加算されます。
心臓の筋肉が分厚くなることで、血液を全身に送りづらくなってしまう病気です。猫の心筋症は聴診だけでは気づけないことも多く、聴診で異常がない猫の半数で心筋症が判明したというデータがあります。
猫では内科治療になります。血管拡張薬や抗不整脈薬、抗血栓薬などを心臓の状態によって使い分けます。 大切なご家族である犬猫が苦しむことなく生活するために、当院では循環器治療に力を入れて診察を行っております。 心臓に雑音があると言われた。今の心臓の状態を把握したい。という方はお気軽にご相談ください。
心雑音が聴取された場合、早めの検査をお勧めしています。ただし、猫の肥大型心筋症は、突然死の可能性があり、また、有効な治療方法が無いケースもあります。
心臓の検査は、1カ月~3カ月ごとに行います。ただし、検査に協力的でない性格の猫は、十分な検査を実施できないこともあります。