副院長紹介

副院長紹介

副院長ご挨拶

今も思い出すのは、当院を開業して1年ほどして、
初めての子どもを産んだ頃のことです。

毎日が不安だらけで、毎週保健婦さんに相談に乗っていただいたのが本当に心強かったのをよく覚えています。
そのため医院に復帰してからは、動物の診断治療だけでなく、その発達や行動学についても知識を深め、成長やしつけも気軽にご相談いただける場所を目指してやってまいりました。

人と動物には共通点がたくさんありますが、もちろん違う点もたくさんあります。動物の体も心も健康に育てるには、その違いを理解することが大切です。
「この子のため」と思っていたことが、逆に負担をかけていることもよくあるのです。

たとえば吠えすぎでうるさいというとき、その原因から考えたいと思います。
「吠えるな!」と叱るだけでは飼い主と動物の関係が悪くなるだけですし、ましてや安易に声帯を取り除くなど幸せな道とは思えません。
当院は動物がいつまでも元気で、お互いにストレスのない毎日を送るお手伝いをしたいと考えています。

ワンちゃん・ネコちゃんの飼い主さまへ

当院では飼い主さまの家族構成、そしてその子の性格などに合わせた飼い方やしつけをアドバイスいたします。
人の育児と異なり、子犬や子猫は、近くに同じ状況で相談し合うことのできる知り合いを見つけるのが難しいものです。そのためネットでいろんなことを調べる方が増えています。
しかしプロの目で見ると、ネットは偏りが多いなと感じています。全体的には正しいのに、結論でとんでもないことが書かれてあることも少なくありません。紹介しているのが海外の方法で、日本の生活様式と合っていない場合もあります。

当院ではしつけ教室などで動物の動きを観察し、それらもカルテに記録することで、より深いアプローチを目指しています。
人と動物、同じ命を持ち、同じく意思や性格などの個性を持つ者同士として幸せに暮らせる環境づくりをお手伝いします。お気軽にご相談ください。

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