幼いうちに良い経験を
柴犬のなつこちゃんが可愛くフセしている場面ですが、オモチャを咥えこんで楽しんでいるところです。明るい表情なので病院のオモチャが気に入ったようですね。こんな時、お気に入りのものを取り上げてしまうと警戒心や所有欲を養うことになります。
今日はオモチャの好みを確認して一緒に遊べるようにオモチャとフードを交換する練習をしました。
ミニチュアシュナウザーのモコくんは初めてのグループレッスンです。待合室の探索をした後、スタッフ犬の翠(ビションンフリーゼ)と挨拶出来ました。幼い時期に落ち着いた成犬と関わることで、犬を見たら興奮しがちなパピーに良い経験が定着しますように。
なつこちゃんはトレーニングでの覚えがとても良い子で、頭や身体触られることも受け入れる優等生ですが、足先を触れようとすると避けてしまいます。お家でも足先の手入れだけは嫌がるとのこと。子犬のうちに足先を触られても大丈夫だということを体感してもらいましょう。
モコくんは「誘導法」でオスワリとフセがすぐにできるようになったので「自発法」にも挑戦してもらいました。飼い主さんがタイミング良く褒めて下さると、マットの上で自発的にフセられましたね。
幼い時期に嫌なイメージがあることは成犬になるにつれ、さらに嫌になってしまいます。
どんなに頭の良い子にも、教えてあげないと、才能は開花 しません。何をどこまで教えるかは、飼い主さんのご判断になりますが、強制するのではなく、遊びながら暮らしの中でルールを伝えることは大事ですね。