穏やかなパピークラス 1部目
ミニチュアシュナウザーのピラミちゃんは3カ月令の女の子。初めての参加です。
参加犬数は多すぎると目が届かないし、少なすぎるといろいろなワンちゃんと接触できる機会が減ってしまします。ちょうど良いように調整するのがスタッフの毎回の課題です。このクラスは穏やかな動きの3頭です。ピラミちゃんはぱうちゃん(ビションフリーゼとペキニーズのミックス)とゆっくり対面できました。
3頭とも、毛のお手入れがこまめに必要な毛質ですが、いきなりブラシを使わずに、まずは食べ物やオモチャの使い方から学びます。
麦ちゃん(トイプードル)は前回のクラスではあまりフードを食べなかったのですが、今日はコングがお気に入り♪(ゴム製のオモチャの中にフードが入っています)夢中になれる物を提供して集中させることが出来れば、お手入れのタイミングを合わして行きます。道具が気にならないことが手入れを嫌がらせないポイントです。
そして執着する物(この場合はフードが入ったオモチャ)ができると、その反面奪われたくないと所有欲が芽生えることがあります。なので、
お気に入りのオモチャは食べ物との交換で回収します。
些細なことのように見えるかもしれませんが、嫌がっているのにお手入れを強引にしたり、気にいっている物を無造作に回収するという、犬の気持ちを考えない対応が、将来大きな問題行動に発展してしまう場合があります。
ぱうちゃんは、ブラシに毛がたくさん取れるぐらいしっかりとブラッシングできましたね。
さらにフワフワになりました。オスワリが上手になったので、クリスマスの飾りを並べて写真を撮ろうとしたら、先についているお星さまが気になって躊躇しながら近づいていました。これまた見慣れない物への社会化の良い経験となりました。好奇心旺盛な時期の社会化ですが、クリスマスツリーのパーツを誤食したりしないように ご注意ください。
来週お休みされる子は、今日の復習、そして来客との関わりや首輪・リードを付けて室内散歩や、ごく短時間の外気浴、サークルの出入りの練習など、少~しずつワンちゃんの気持ちを考えながらやってみて下さい。やりすぎは禁物です!