ワンちゃんの性質に合わせた関わり方
はなちゃん(パピヨン)の飼い主さんは、しつけのためにはなちゃんが甘噛みしてきたら仕方なくマズルを掴んでおられました。でも、そのやり方では問題が悪化してしまうことも多く、何よりワンちゃんが顔を触られるのを嫌がってしまうようになります。
今日は甘噛み対策の改善点をお伝えすると共に、はなちゃんがマズルを触ってもらうために自分から寄って来る練習をしました。
食べ物を使うと 、勢い良く寄ってきます。食欲と好奇心が旺盛な今の時期に優しく触る練習を始めると、歯磨きもスムーズに出来るようになりますよ。
動きたいはなちゃんですが、今日はフセの練習です!誘導すると上手に出来ました!
落ち着くことも少しずつ覚えていきましょう♪
一方のレオくんは慎重派。気持ちを盛り上げるために、飼い主さんには身振りや声の掛け方を意識してもらいました。
すると、「オイデ」と呼ばれたら勢いよく飼い主さんの方に駆け寄って行けるようになりました!
遊びの時間では、これまで控えめだったレオくんが活発になり、さっきまでよく動いていたはなちゃんがレオくんの接近に戸惑う場面も。
「活発だからきっと怖いものなし!」「慎重派だからリードを離してもジッとしてるだろう」と決めつけずに、様々な体験をさせて、ワンちゃんの性質をしっかり見てあげる大切さがわかる時間でした。
子犬のしつけは、ワンちゃんの性格によってやり方や教える順番が変わってきます。
グループで行うパピークラスですが、スタッフが複数いるので同じ課題でも個別にアドバイスさせていただくことが可能です。
今日は、オスワリのレベルアップ、ブラッシング、オモチャの使い方、落ちつかせる練習をワンちゃんの性質によって、個別にアドバイスさせていただきました。
どの子にも必要な社会化は、リードをつけての室内散歩と暑い時間帯を避けての外気浴で続けてあげてくださいね。