子犬の甘咬み~柴犬編~
レオくん は元気いっぱいの2か月令の柴犬です
飼い主さんは、触ったり遊んでいる時に咬まれてしまうことが
お悩み
柴犬は体を触られることがあまり好きではないことが多いのですが、
こまめにブラッシングが必要な犬種です。
無理に押さえつけて手入れをすると、やんちゃな子犬は興奮して
咬んできたり、ブラシを見ると唸ったり逃げたりするようになって
しまいます。
嫌な経験をすると、そのことをよく覚えている賢さを持っている
のも日本犬の特徴です。
飼い主さんが「ワンちゃんのために手入れをしてあげている」とは
子犬には理解できないので、「飼い主さんが嫌なことをする」と
勘違いし、ワンちゃんとの関係も悪くなってしまいます
子犬の頃に、体に触れることに好印象を持つようにしましょう。
さすが柴犬の子犬! 被毛がフカフカです!
じっと体を持っていると咬んでくる場合でも、オモチャを使うと・・
リードを付ける時など、身体に触れる時には食べ物入りの
オモチャを使いましょう。
そうすれば、格闘して興奮させたり、咬まれて叱る必要は
ありません。
遊んでいても、いきなり咬みに来るとのことでしたので、
お気に入りのオモチャを見せると・・・
サッカーボールは大きいのですが、柔らくて咥えることができる
ため、ブンブン振り舞わし直ぐに興奮
オモチャ選びには大きさも重要ポイントです!
大きくて咥えることができるオモチャを振り回すと一人で大興奮。
おそらくその勢いで咬みに来るのでしょう。
その後、少し硬いゴム製のフードが出るオモチャでは、
興奮することなく集中して楽しんでいました。
頑張って遊んでいると、中からポロリとフードが出てきて
更に夢中に!!
時々オモチャを咬んでみたりしながら・・
あれもこれも「咬んじゃダメ!」と言うのではなく、
咬んで良いオモチャを与えてあげましょう。
日本犬は律義な性格であることも多く、ワンちゃんが
オスワリしたら褒めてからオモチャをあげるようにすると、
そのルールを直ぐに覚え興奮も収まってきます。
犬種の特徴を知り、犬の気持ちを考えながら、
甘咬み・じゃれ咬みに対応してあげてくださいね。