君がいてくれたから~日本一しあわせなどうぶつ病院の話~
私が大学を卒業してすぐに3年間研修させていただいた病院の
院長夫人・北尾洋子先生が幻冬舎から本を出版されました。
先日、私も早速購入して、読ませていただきました。
動物病院で起こった話をモチーフにして、院長夫人と新米獣医師
小椋君の視点で18の短編が綴られているのですが、
どの話も読後感が清々しく、気持ちがほっと暖かくなる本でした。
毎日、動物たちと接している私たち獣医師は、ともすれば、
当たり前に受け止めてしまいがちになるのですが、
動物とヒトが織り成す数々の物語を心細やかに切り取った文章は、
とても新鮮に受け止めることが出来ました。
また、本の中に出てくるミューク(猫)やメイ(犬)は、
私も世話をした子達ですので、とても懐かしく思いました。
皆さんも是非読んでみてくださいね。
・・・ちなみに、本に出てくる小椋先生のモデルは私ではありません
(残念ながら)
西向日どうぶつ病院