肺水腫という病気
パティちゃんは、14歳ミックス犬の女の子
今年の夏に肺水腫で倒れ、南京都夜間動物診療所で
救命救急治療を受けたあと、当院へ搬送されました。
そのまま6日間入院して治療を行いました。
幸い経過も良く、退院後は毎日の投薬を続けていただき、
体重も10.6kgから12.4kgまで増えて、調子良く過ごしていた
のですが・・・
昨日から食欲・元気なく、呼吸が苦しくなってきました
肺水腫の再発です
肺水腫という病気は、多くの場合、心臓の機能低下が原因で
起こります。
心臓が弱って十分な血液を送り出すことができなくなり、
よどんだ血液の中から肺へ液体成分がしみ出してしまうの
です
肺に水がたまると呼吸（酸素交換）が出来なくなり苦しくなって
しまいます。
パティちゃんは、今回も入院して治療を行うことになりました。
酸素室に入って酸素を目いっぱい吸うと、呼吸が楽になって
険しい表情も少し落ち着きました。
昨夜はあまりよく眠れていなかったとのことでしたが、
今はスヤスヤと寝息を立てて眠っています。
このまま、肺水腫が治まるまで、しっかり入院で治療を
させていただく予定です。
頑張りましょうね、パティちゃん！！
西向日どうぶつ病院
