二回目の参加になる桃ちゃん(トイプードル)は、
人が近付くと嬉しくてピョンピョン飛び跳ねて歓迎してくれます。

喜びを全身で表わしている可愛い仕草ではありますが・・・
実はこの動き、ワンちゃんの膝にとても負担がかかっていますimpact
特に小型犬は、膝蓋骨(通称:膝のお皿の骨)が脱臼しやすい
こともあり、
飛びつくことで痛みが出たり程度を悪化させてしまう可能性が
あるので要注意ですbearing
後ろ足だけで立ったり、飛びついたりさせたくないですが、
「止めなさい」「ダメ」と言われてもワンちゃんには伝わりません。

そこで、桃ちゃんが飛びついてきた時にクルッと向きを変えて
背中を見せて無視をしました。
しばらく待つと桃ちゃんの興奮が落ち着いてオスワリをしたので、
その瞬間に近付いて触ってあげることを繰り返しました。
桃ちゃんは「飛びつくと無視される。座ったら触ってもらえる」
というルールがすぐに分かったようで5回目には飛びつこうと
前足を上げたのをすぐに降ろして座りましたbleah

「オスワリ」と言わずにワンちゃんが自分から座るまで待つのが
ポイントになります。
ワンちゃんが考えて取った行動を褒めることで、どうすれば人が
関わってくれるのか理解していきます。
ワンちゃんの膝のためにも、人と触れ合う時には飛びつかない
ことを教えてあげましょうshine

人との挨拶の仕方を勉強した桃ちゃんは、次はワンちゃんと
会いました。
お相手はスタッフ犬のふわり(ビションフリーゼ)です。
ふわりにどうやって近づいたり、挨拶したらよいのか、
相手の動きを見ながらすごく考えているようでした。

桃ちゃんはお母さん犬と一緒に住んでいますが、
同居犬がいるからといって犬同士のコミュニケーションが
上手に出来るとは限りません。
パピークラスでの様々な触れ合いを通してワンちゃん同士の
挨拶も上手にできるようになっていきますup

西向日どうぶつ病院