1部目は小型犬のクラス、2部目は大型犬のクラスにしました。体格や性格により、クラスは二部編成になることもあります。

まず1部目は3頭の予定でしたが、急きょ1頭は欠席となり、2頭だけの参加になりました。しつけには、体調や栄養状態の管理も重要です。参加当日に調子の悪い場合はお休みして、万全の状態で参加してくださいね。

いつものオスワリの光景ですが、ぺぺちゃん(トイプードル)に指示を出しているのはご家族ではなく、ギンジロウくんの飼い主さんです。グループレッスンは他の犬と触れ合うだけでなく、他の人に会えるチャンスなのです。お散歩に行けるようになる前に、マナーの良い人に関わって貰って人に慣れること、そしてその人から、普段ご家族と一緒に練習しているオスワリの指示を出してもらって確実性を上げましょう。

 160528-1ぺぺちゃんは、飼い主さんの指示では充分落ち着いてオスワリできるので、今日は家族以外の人からの指示で「オスワリ」が上達しました。

二回目参加のギンジロウくん(ヨークシャテリア)は、前回よりはリラックスしていますが、まだ動きは少しぎこちないです。こういう時期には、飼い主さんと一緒に歩く練習をしたり、少し離れて「オイデ」の練習をすると、教えやすく、ワンちゃんの緊張をほぐすこともできます。160528-2

ギンジロウくんは、バッチリ飼い主さんに集中してくれました。
クラスではその子に応じての課題を、優先順位をつけてご用意しています。

2部目にはゴールデンレトリバーのさくらちゃんが参加してくださいました。 160528-3今はこんなに小さいですが、ゴールデンは明るくやんちゃで元気過ぎる子が多い犬種です。早いうちにジットすることも教えた方が良いので、今日は初めての参加でしたが、フセを教えました。160528-4
そしてレトリバー系のゴールデンですから、咥えて運ぶことはやはり得意ですね。この時も、本能的に好んでする行動にルールを教えたり、指示語を付けたりすることで、遊びながら学習させてあげましょう。160528-5
それぞれの性質に合った課題で今日もいっぱい頑張りましたね!

西向日どうぶつ病院