社会化期を充実させよう
元気いっぱい走り回るハッピーくん(チワワ)。
でも、社会化の(新しいものに慣れさせる)ために置いてある
フラフープや網にはなかなか近づきません。
何かものがあるということをしっかり認識して、
少し手前で止まるか避けて通ってしまいます。
そこで、飼い主さんに少し手伝ってもらいました。
まず、「ココ」と言いながら床に人差し指を置きます。
そこにハッピーくんが鼻をつけたら「そう」と言ってゴホウビを
あげます。
これを何回か繰り返してから、フラフープの中や網の部分を
「ココ」と指さすと・・・
素直なハッピーくん はフラフープをまたいだり、網の上にも乗れ
ました!!
社会化期の子犬は、警戒して近づけなかった物でも
一度「怖くない」とわかると、次からはへっちゃらになることが
多いです
適切な時期に色々なものに慣らしてあげることは大切です
飼い主さんが上手に指示して手伝ってあげることで
ワンちゃんとの絆も深まりますよ。
広いパピールームだと落ち着く場所を探してソワソワしてしまう
ので、マットを敷いてあげると、そこに乗ってくれました
タオルやマットなど柔らかい素材を好むワンちゃんは多いです。
マットの上でオスワリしたらゴホウビをあげるようにすると、
“座ると褒められる”というルールをわかってくれました。
実はこの時チャイムや電話、花火、車の音など生活音が
入っているCDをかけていました。
ピンポーンと鳴るとピンと耳を立てて音が鳴った方をみますが、
また飼い主さんを見てオスワリ。
指示を出さなくても、ハッピーくんが『座った方が良い』と考えて
いたのです
しっかり褒めてあげましょう
ワンちゃんが自分で考えた行動が正しければ褒めてあげることで、その行動を何回もするようになります。
その後もいろんな音が鳴っていましたが、落ち着いて
いられました
今日はバンダナをつける練習も上手にできましたね!!
いろんなものに慣らしやすい社会化期は生後14週齢までと
短い期間です。
この時期の過ごし方、飼い主さんとの関係づくりは
ワンちゃんの性格に大きく影響します。
パピークラスではその子に合った方法をお伝えしながら
楽しく社会化していきます。