子犬の時期のコミュニケーションスキル
西向日動物病院では「上手に褒める」ことで飼い主さんとワンちゃんが仲良く楽しくしつけができる方法をお勧めしています。トレーニングのレベルが上がっても、ワンちゃんが飼い主さんのことが好きでないと良い関係は築けません。
今日参加して下さった テアちゃん と うめちゃん は誕生日が1ヶ月違いのトイプードルで、良く似た体格をしていました。うめちゃん は初めて参加の時には嬉しすぎてなかなかオスワリできませんでしたが、飼い主さんにお家でオスワリの練習をしていただくと1週間で上手に出来るようになったそうです!!
参加2回目の今日は、うめちゃん はリードをつけなくても飼い主さんと一緒に歩くことができました!
テアちゃん は足元に座るだけでなく、飼い主さんにジックリ集中して熱い視線を送っています。
クレートに入るのを嫌がっていたテアちゃん ですが、やり方を工夫すれば入りたがるようになりました☆
新しいことができるようになることも大事ですが、飼い主さんとワンちゃんがコミュニケーションを取りながら一緒に何かすることを楽しめる関係であって欲しいと思います。
2頭は犬同士のコミュニケーションも上手になりました♪ うめちゃん(左)は「ねぇ遊ぼうよ」と上手に誘い、犬が少し苦手だったテアちゃん(右)はお辞儀のポーズで応えられるようになりました。
伏せておしりをあげるお辞儀のポーズは相手を遊びに誘うボディランゲージです。互いにこのポーズが出ているのは良い遊びの場面だということなのです。
犬は社会的な動物で人や犬と一緒に行動することを好みます。子犬の時期に人や犬とのコミュニケーションスキルを磨いてあげましょう。