隆之介くんは、がっしりとした体格の、とっても気のやさしい
ラブラドールレトリバー。
もうすぐ12歳のお誕生日を迎えます。

見た目はとても若々しいのですが、去年から肘の変形性関節症が
認められるようになり、肘の曲げ伸ばしが少し不自由になってきました。
時々痛みも出るようになり、そんな時には痛み止め(鎮痛消炎剤)
を飲ませてもらっています。

動物の感じる痛みについては、「人間より我慢強いから」という
理由で、今までは、あまり注目されなかったのですが、
「動物たちも痛いのはイヤでしょう」という考え方に立ち、
最近では鎮痛消炎剤を投薬する例がどんどん増えてきました。
手術の前後でもしっかりと鎮痛剤を投薬して、少しでも痛みを
減らすようにしています。
もちろん、長期投与しても安全な動物専用の薬を使っています
ので、隆之介くんのような場合でも大丈夫。

肘の痛みから解放されて、元気にお散歩にも行きたいもんね。
                         

西向日どうぶつ病院