フセが得意なひなちゃん
今日の一部目はトイプードルのひなちゃんが初めてきてくれました。
パピールームに入ると元気に走り回っていましたが、床に置いているいろいろな素材の物は避けていました。活発に見える子犬も、実は苦手なものがあることは多いです。
飼い主さんに「コッチコッチ」と呼んでもらい、近くまで来たら褒めてフードをあげていると、床材に乗れるようになってきました。
お散歩に出る前にいろいろなものを踏む経験をさせてあげましょう!
ひなちゃんに排泄したそうな仕草が見られたので、「コッチコッチ」で誘導してサークルに入ってもらいます。
サークルの中にフードを詰めたオモチャを入れましたが、警戒して後ろ肢を残しています。サークルに慣らすには、扉を閉めずに自由に出入りする経験が必要です。おうちでやってみてくださいね。
この後、ちゃんとトレーの上で排泄できました。
パピールームに慣れたようなので、掃除機や音への慣らし方など説明しました。明るい性格の子犬さんでも、社会化はみんな必要です!
お顔や身体を触る練習は、嫌がらせないように気を付けながら。実際に歯磨きやブラッシングをするのは、充分に触られることに慣れてからにしましょう。
多くの子犬はフードを持つ手を見上げるとオスワリの姿勢を取ります。でも、ひなちゃんはペチャンとフセの姿勢の方がしやすいようです。フセを先に教えても問題はありません。人の手の動きを合図にして、決まった動作ができたら褒めてもらえるというルールがわかると、ひなちゃんもやる気がアップします。
サークルから出すとご家族の手や足を咬んでばかりとお困りでしたが、トレーニングや社会化、抱っこ散歩などで関わってあげると、ひなちゃんも咬む暇がないくらい生活が充実します。
年末年始でご家族が揃う場面も多いでしょうから、楽しく練習を続けてみて下さいね。