子犬の成長と性格の変化
チーズくんはもともと愛想良しのミニチュアダックス。
飼い主さんはワンちゃんの飼育歴がおありで仲良く過ごされていましたが、診察時にちょっとシャイな様子が見られるようになってきたので、クラスにお誘いしました。
社会化期にご家族以外の人や他の犬に会ったり、お家以外の場所に出掛けたりする経験が少ないと、もともとフレンドリーなワンちゃんでも、内向的になってしまうことがあります。コロナ禍の現在、ワンちゃんの社会化のチャンスが減ってしまいますね・・・。
チーズくんは待合室を歩くことは出来ましたが、金網に乗るのを戸惑い、箱で作ったトンネルにも入ろうとしませんでした。でも、飼い主さんお二人で協力してもらうと、トンネルに入ったり、コッチという指示で動いたりできるようになりました!
トレーニングは、すでに習得していたオスワリのレベルアップとして、飼い主さんの横に付いて歩いた後にオスワリする練習をしました。
声の号令だけなく、人の手の合図でオスワリ出来るようにも教えました。
人の手に集中させて、
手を動かすと、オスワリ出来ました!
チーズくんがどんどんルールを習得していくので、飼い主さんは子犬の賢さに感動されていました。この時期の関わりは今後に大きく影響するので、このタイミングを逃さないように楽しく教えてあげましょう。
すっかりリラックスしてきたので、ミニチュアシュナウザーの風ちゃんと対面です。
今日で風ちゃんは修了回です。初めて会ったチーズくんの飼い主さんにはちょっと緊張していましたが、ワンちゃんには興味深々でした。
今日の経験が2頭の健やかに成長の一助となればと思います。