甘噛みが多い子犬と遊ぶ
バムくん(ミニチュアダックス)はとっても活発な5ヶ月の子犬です。
おうちでは、「一緒に遊んでいても10分くらいで手足を咬んでくるんです」と、飼い主さんは遊び方でお困りのご様子でした。
クレートの扉を開けてみると、勢いよく出て来て待合室を探索するバムくん。
こんな状態では名前を呼んだりフードを出したりしても無視されそうだったので、別の方法で集中を取れるか試してみました。
“一緒に走って、ピタッと止まる!”
バムくんの動きたい気持ちを満たしながら、急に止まることで「あれ?」とこちらを気にしてくれました。そのタイミングで褒めて、また動き出します。
この繰り返しでバムくんは、リードを持っている人の動きに合わせることが出来るようになってきました。
集中が取れるようになってきたら、今まで教えてきたオスワリに、フセとタテの動作を組み合わせた遊びをしました。
遊ぶことが好きなバムくんは素直に手の動きについてきます。人の手を咬まない姿に、飼い主さんはびっくり!!
ワンちゃんを興奮させない遊びなので、是非おうちでもやってみてください。
注意点はひとつ、「やりすぎないこと」です。
バムくんが飽きるまでやってしまうと、手足を咬まれたり、勝手にどこかに行ってしまったりするので、気を付けてくださいね。
1時間のクラスの後も、まだ体力が余っているバムくん!
一人で相手をすると大変になってしまうので、ご家族のそれぞれがちょっとずつ遊んだり、一人遊びのオモチャを使ったりしながら、楽しく暮らせますように。