社会化と身体を触ること
弁天ちゃんはご自宅で産まれた柴犬さんです。産まれた時からずっとお母さんと一緒に過ごし、馴染みのお家でスクスクと育ってきました。今日は母犬と離れて知らない場所に来てくれました。弁天ちゃんには大冒険です。
部屋の隅々まで確認した後、のあちゃん(トイプードル)と対面です。
初めて参加した時に場所の確認をする子は安全地帯を確保したがります。弁天ちゃんは飼い主さんの足の下に入りながら、のあちゃんと挨拶していました。のあちゃんも優しく寄って行っていましたね(*^_^*)
のあちゃんがオモチャに夢中になると遠巻きに見つめる弁天ちゃん。お互いに相手の存在を感じながら過ごしてもらうこともクラスの大事な目標です。
今日は飼い主さんの膝の上で、あお向け抱っこの練習をしました。同じ課題ですが、3頭とも目標が違います。
活発なそらくん(のあちゃんと同腹のトイプードル)はこの抱っこは得意で落ち着いています。むしろ横向けの抱っこが苦手だということが分かり、宿題になりました。
のあちゃんはあお向けは苦手だったので、食べ物を食べながらジワット体を傾ける練習をしました。
弁天ちゃんも頑張ってくれましたが、そもそも和犬は身体に触れられることに敏感な場合が多いです。まずは身体にわずかに触れることを重視してもらいましょう。
昔の本には無理やり仰向けにすると犬が服従して飼いやすくなると書いてあったようですが、無理やり体を裏返して脅かしても何の得にもなりません。
パピークラスで目指すのは、どんな格好でも飼い主さんの膝の上でリラックス出来るようになること。そうすることで落ち着いて暮らすことが出来ますし、お腹の部分の皮膚の状態なども日々観察することができますね。
社会化と身体を触ったり抱っこしたりすることは幼い時期の経験が大事です!家でも焦らずゆっくりやってみてくださいね(^^♪