初めての子犬との暮らし
子犬はだいたい1週間くらいで新しい環境に慣れてきますが、性格や月齢によって時間がかかる子もいます。
生後5か月半齢でおうちに迎えられたててくん(ミニチュアダックス×シーズー)が健診に来られた時、食欲が少なくて体重が増えていませんでした。
病気ではなさそうなので、環境に適応しやすい社会化期が過ぎていることが影響していると考え、心の健康や成長を診るためにプライベートレッスンにもお誘いしました。
ワンちゃんを初めて飼われると、戸惑われることがたくさんあります。
ててくんには フードを食べられるようになることが一番大事ですが、食べさせるためには食餌のあげ方・食べ物の種類だけでなく、落ち着ける環境や普段の関わり方も関連してきます。
おうちでして頂きたいことをお伝えすると食生活が安定してきたので、いよいよレッスンです。
ててくんはブリーダーさんのおうちで育ったこともあってか、人に触られるのが大好き!ててくんがお家に来るまでの社会化期をどのように過ごしてきたかは、育て方のヒントになります。
子犬のご褒美にはフードを使うことが多いですが、体を触ってあげることでも、ワンちゃんが喜ぶことならご褒美になります!
待合室を探索することが出来たので、次は、飼い主さんと一緒に動く練習をして金網に乗ることに成功しました!
ゆっくり確実に飼い主さんとコミニケーションを取って、お互い仲良く快適に過ごしていただけるように、これからもアドバイスさせて頂きますね。
お外にも出かけて社会性を磨いてあげてください。