病院に到着した初参加のリズちゃん(カニンヘンダックス)はクレートの中でしっぽをブンブン振って出たい様子を見せていましたが、この時は扉をあけません。少し待って、一瞬でも静かになった時に扉を開けて出してあげます。180818-1

グループレッスンが始まる前に一頭だけでパピールームの探索の時間です。出てきたリズちゃんは予想通り元気いっぱい動き回ることができました

リズちゃんの慣らし時間が終わって、エールちゃん(ミニチュアシュナウザー)もパピールームに入ってきてくれました。飼い主さんより前を歩いて好奇心旺盛です180818-2

飼い主さんにお話聞いてもらう間、2頭の活動的なワンちゃんにはお利口に待っていてくれるように、フードを入れたオモチャを用意しました。
ジッとして!と言うより、ワンちゃんが集中できることを用意してあげると飼い主さんの足元で大人しくすることができました(エールちゃん180818-3

動きたい仔犬はオモチャで人と遊ぶのも大好き。オモチャが欲しくて飛びついてしまうこともありますが、オスワリしないともらえません。リズちゃんはしっかり理解してくれました。180818-4

サークルから出る時もワンちゃんがはしゃいでしまうことが多いので、ここでも落ち着いて座るまで扉を開けないようにします。オスワリ(落ち着く)→扉を開けてもらえる(良いことがある)というルールを覚えると、飼い主さんが言わなくても自分から座れるようになります(^-^)(エールちゃん)180818-5

元気いっぱいのワンちゃんは走り回ったり、跳び上がったり、吠えたり、全身を使って気持ちを表現します。はしゃいでいる姿は可愛らしいのですが、「落ち着きがない」「飛びつき癖が直らない」「すぐに吠えて近所迷惑にならないか心配」などのお悩みに発展することがあります。また、ワンちゃん自身も興奮しすぎて落ち着けなかったり、激しい動きが体の負担になったりすることがあるのです。
わんちゃんを静かにさせるために「ジッとしなさい!」と言うだけでは効果はありません。パピークラスではワンちゃんがわかりやすいように“落ち着く”ということを教えています。
しつけのためにも、ワンちゃんの体のためにも、早いうちに生活のルールを教えてあげましょう

西向日どうぶつ病院