クルちゃんは2カ月半令のトイプードル。お家では元気いっぱいだそうです。190112-1
でも前回の診察の時には緊張で固まってしまいました。
お車での移動、寒さ、知らない場所、知らない人、診察台に乗ること、周りの犬の声など緊張の原因はいっぱい考えられました。

初めてのクラスでも探索はしますが、少しぎこちなく、フードを貰ってもなかなかテンションは上がりません。そこでオモチャの投入。この時のオモチャは短い紐のついた柔らかいものです。
少しシッポが上がって動きが軽やかになったクルちゃん190112-2 

次にラテックスゴムのボールも試してみます。転がって弾むボールでさらに緊張をほぐすことができるかな?190112-3

犬のオモチャは多くの種類がありますが、素材・硬さ・形・におい・音などがそれぞれ異なります。お家でもワンちゃんの好みやその時の気持ち、緊張度を観察しながら、使うオモチャを選んであげると楽しく遊ぶことができます。
(興奮している時に、それをもっと煽るようなオモチャを使うのは不適切です×)
どうやったらワンちゃんの気持ちを解かるのか?観察するポイントがあります!
ワンちゃんが立っている時の身体の重心やしっぽの位置を見て下さい。190112-4

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上の写真はジットしていますが、やや逃げ腰で尾も下がっていますね。の写真は尾の位置や身体の重心が前にあることから、気持ちが前向きなことが想像できます。 

どちらもお口を触る練習をしている写真です。ワンちゃんの姿勢が2枚目の写真のようになっていると、練習は成功です
ワンちゃんを観察して気持ちを考えながら関わってあげると、もっと仲良くなれますよ。

西向日どうぶつ病院