飼い主さんとワンちゃんの共同作業
2回目のクルくんにはパピールームでリードをつけた後、一旦廊下に出てもらいました。
初めて出た廊下でご自分のワンちゃんがどんな動きをするだろうかと予測したり、どんな気持ちなのかを考えてると、ワンちゃんを理解できるようになるでしょう。また、ワンちゃんは理解してくれる飼い主さんのことは信頼できるし、一緒にいたいと思ってくれるようになります。お家に来てからワンちゃんはいろんな初めての体験を重ねています。ビックリさせ過ぎないように、怖がらせ過ぎないように気をつけながら様々なことを飼い主さんと一緒に体験していきましょう。
ブラシの導入は嫌がらせないことがポイントになります。無理に一人でやるよりも家族で協力して役割分担をして楽しいスキンシップの時間にしていきましょう。
バンダナを付ける練習もしました。慣れやすい仔犬の時期に何か身に付けることも練習しておくと、将来、レインコートや治療のためのエリザベスカラーもスムーズに付けることができるでしょう。
今日は途中からスタッフ犬のぽうら(ビションフリーゼ)も加わりました。言葉の説明だけでは伝わりにくい、横に並んでオスワリや、歩いていて止まった時のオスワリなどを実際にぽうらがお見せしました。
ぽうらのお手本どおり、すぐに出来るようになるわけではありません。どうやったらクルくんが出来るようになるのかを考えながら練習する時間は共同作業です。出来なかったことが1つずつできるようになる達成感と楽しみを、飼い主さんとワンちゃんと共に感じてもらえるといいなあと思います。