人懐こい性質を活かして
今日のパピールームは初参加のそらくんです。 クレートの扉を開けるとすぐに出てきて走り回り、スタッフが動くとついてきてくれました。
人懐こい性格を活かして「オイデ」を教えましょう。
子犬は動く物を追いかけようとするので、ワンちゃんから離れるように人が後ずさりしてみましょう。素直にそらくんもついて来ていますね。できるだけ人に近づいたところで、褒めてフードを食べさせます。この時、褒めるつもりで頭を上からさわろうとすると、逃れようと避けることが多いので、下からあごを触わります。
段ボール箱のトンネルはご家族で協力して通ることができました。コッチコッチの誘導で中を覗くように仕向けると、出口に向かってトコトコ歩いて行けけましたね。一度、通過できると、あとは楽しそうに繰り返し自分から入っていました。
パピールームに置いてある物には、何にでも興味津々で走り回っていますが、ゆっくり落ち着く経験もしてもらいます。
おうちではお膝に乗ってくるそうなので、お母さんに床に座ってもらうとすぐに寄ってきました。できるだけゆっくり触ってそらくんが気持ちよさそうにする部位を見つけてあげましょう。
最後は自発行動を褒めてマットに乗ってもらう課題です。
人の傍が好きなので足元にはすぐに来ます。コッチコッチやオスワリなど、指示は一切しないで、そらくんの動きを観察してみます。
自分からマットに近づいた時に褒める→前足が乗った時に褒める→四肢が乗った時に褒める・・・
いつの間にかマットでオスワリしているお利口なワンちゃんになりました。ちょっとコツがいりますが、『シェーピング』と呼ばれるこの方法でどんな子犬でもできるようになりますよ。明るい子犬もマットで落ち着けるように育てましょう。