今日はお散歩での拾い食いがお困りとのことで、アメリカンコッカ―スパニエルのクルルくんのプライベートレッスンです。

子犬はなんでも口に入れて確かめますが、飲み込んでしまようでは危険です。

クルルくんはオモチャが大好き。おうちでもボール遊びをすると持ってくるそうです。

「持ってきたボールを口から離して飼い主さんに返すと、また投げてもらえる」という楽しい遊びを通して、咥えた物を離す練習をしました。

　

人と関わるのが大好きで、食欲もあるこの時期に、顔回りや口を触る練習もしておきましょう。パピークラスでは歯磨きができることを目標にしていますが、嫌がらせないよう練習していくと、咥えた物を取らないといけない状況でも口を触らせてくれるようになります。

拾い食いをピタッとやめさせることは難しいですが、咥えた物を離すことや、口を開けることなど毎日少しずつ練習しておくと、いざという時には対応しやすくなります。

でも、咥えた物を取り上げるより、咥えさせないように気をつけながらお散歩に行くのがベターですよね。

歩いている時に飼い主さんの側にいることを褒めて、ご褒美をあげているところです。こうすると、ワンちゃんは地面をクンクンするよりも、飼い主さんに注目して見上げることが多くなります。

心と身体の健康な成長のためには、お散歩が必須。

安全で楽しくお外に行けるように、遊びを通じてトレーニングを進めて行きましょう！

 

西向日どうぶつ病院