今日もアルくん(ジャックラッセルテリア)はパピールームの中を走り回っていましたが成長とともに警戒心が芽生えてきたので、物音がすると立ち止まり、その音の方をじっと見つめてしまいます。この後に起こりがちなことは警戒吠え。吠える前に食べ物などを使って気をそらすことが大切です!おうちでは小分けしたフードを入れたタッパーを子犬がいる部屋に用意しておくと便利ですよ。

子犬が走りたい時にはオモチャ遊びがオススメです。投げたオモチャを楽しそうに追いかけて、くわえて持ってきたらフードと交換します。次はオスワリしたらオモチャを投げるようにして、興奮させ過ぎないように遊びましょう。171202-1

遊びに夢中な子犬も、「オイデ」と呼んだら戻って来れるようにしておきたいですね。教え初めは失敗させないように、こちらに向かってきそうなタイミングで声をかけることが大切です。
アルくん も「オイデ」と呼ぶと戻ってきてくれました(^-^)
ごほうびはできるだけ人の足元近くであげます。お鼻がくっつくくらいがいいですね。ごほうびを取ってすぐ離れないように、首周りやアゴの下をなでておく練習もしました。171202-2

よく動く子犬はじっとすることが苦手になりやすいのでクレートに入ることも練習しておきましょう。アルくん はすでに練習をしているので自分からスムーズに入ることができます。クレートの中にフード入りのオモチャも入れておくと、子犬は楽しく過ごせます。扉を開けるタイミングは“静かにしている時”ですが、アルくん はキューキュー鼻をならしていたり、ゴソゴソ動いているなど、判断に困ることが多いそうです。今日のパピークラスで“今”扉を開けて良いというタイミングを飼い主さんに体験して頂くことができました。171202-3

子犬と暮らしてみると本を読んだだけではわからないこともたくさん出てくると思います。おうちで疑問に思ったこともパピークラスでどんどん質問してくださいね。

 

西向日どうぶつ病院