歯磨きのファーストステップ
グループレッスンに初参加のコロンくん(トイプードル)。
初めて来た場所でも「オイデ」ができました
ワンちゃんが8歳くらいになると「お口が臭いんです。」
「目の下が腫れてきました。」と言って来院されるが増えてきます。
お口の中を見てみると、そのほとんどは歯石がたくさん付いて
歯周病 になっています
こうなると全身麻酔をかけて歯石を削ったり、
グラグラになった歯を抜かなければなりません。
治療してもその後の歯磨きができないと、
また数か月で歯石が付き始めてしまいます・・・。
いつまでも健康な歯を保つためには歯磨きが必要です
食欲旺盛な子犬の時期にフードを使って
歯磨きの練習を始めましょう♪
まずは「歯磨き」と声をかけて、フードを食べさせながら
口の周りを触ることから始めます。
しっぽをブンブンふりながら嬉しそうに口の周りを触ってもらう
レオくん(ラブラドールレトリバー)
首を伸ばして口を触ってもらいにきているシナモンちゃん(トイプードル)
飼い主さんの足元でじっとしてお口を触ってもらう
プリンちゃん(トイプードル)
みんなお口のあたりを触ってもらうことを喜んでいました
今週の宿題は歯ブラシを持って「歯磨き」と声をかけると
ワンちゃんが嬉しそうに寄ってくるようにすることです。
無理やり捕まえて歯磨きしようとすると、歯ブラシを見せただけで
逃げるようになってしまいます。
そうならないように歯磨きのファーストステップを丁寧に
していきましょう